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バッジテスト3級にチャレンジ

2015年3月。
娘がスキー検定4級を取得してから早一年が経ちます。

とちおファミリースキー場でのナイターアルペンスキー教室も2シーズン目となり、
快調に滑っている今日この頃です。
そこで、毎年ここで開催されるアルペンスキー大会への出場を促してみるんだけど
イマイチな反応の娘。
タイムを競うことに興味がない、というより自分の滑りに自信が無いご様子です。

なら無理やり参加させることはしないけど、ただ何となくスキーをするより、
何か目標みたいなものを持って欲しいなあ、技術的にも伸び盛りの年代だろうから、
もっと積極果敢に取り組んで欲しいなあと、親としては願うワケですよ。

そこでイチかバチか、例の手段に打って出てみた。

・・・バッジ、もう一個欲しくね?

欲しい!

ハイ決まり!・・・と言うわけで、再びスキー検定(バッジテスト)の受検記録です(笑)

娘は現在小4。
次は3級にチャレンジします。今回もジュニア検定ではなく一般の3級です。
3級は、パラレルターン大回りとシュテムターンの2種目です。

娘はまだパラレルターンが出来ません。
プルークでは急斜面でも安全に降りて来られるレベルにあるものの、
今回は検定なので一応は形としてパラレルターンで滑らなくてはいけません。

この時すでに検定一週間前。早速、近所の長岡市営スキー場で練習だ!

いきなりですが、最も重要なことは

外足荷重 ( ̄^ ̄) ドヤッ! 

と、当たり前のことをドヤ顔でナンですが(笑)、基本こう思っているので、
まずは外足1本でも滑ることが出来るようにします。
これを外足1本走法と勝手に命名します。

プルークスタンスのままで良いので、片足でターンを行います。
両足で立って良いのは切り替えの瞬間だけで、きっちり片足でターンを仕上げます。
これを第二ゲレンデ(下部の緩斜面)で行います。

最初だけはバランスが上手く取れませんが、すぐにコツを掴みました。
そしたら第一ゲレンデ(上の急斜面)に場所を移します。

急斜面でのキモは、

ズラし  ( ̄^ ̄) ドヤッ

と、また当たり前のことをドヤ顔でナンですが、
この練習を気温が上がって雪がモッサモサになる前にやっておきたいのです。
3月初旬の早朝のガリガリバーンは、ズラしの練習には丁度いいコンディションです。

次は足を揃えたパラレルスタンスになります。
さっきやった外足1本走法は、急斜面では足への負担がかなり大きいので、
内足は軽く外足に添えて、1ターンづつ行います。慣れたら2ターン、そして
3ターンと増やしていき・・・
両足で連続ターンが出来るようになりました。
しっかりと外足に乗ったパラレルターンが完成した・・・と思う。
しかも、外向傾っぽい姿勢でズラしを入れて滑っている・・・と思う。w(゚o゚)w オオー!

その後も集中的に滑り込み、頂上から全てパラレルターンで降りて来られる
までに上達しました。もう一つの種目であるシュテムターンは、私がスクールで
教わった重要な部分だけを伝えながら練習しました。

この日は途中に休憩も入れて計4時間の練習でした。

週末のナイター教室では早めにスキー場入りして、集合時間までのフリーの
時間を使って復習を重ねました。

さて、やるこたやった。
3級は講習内検定ということなので、あとは何とかなるべ。 んだんだ。

さて、いよいよ検定日です。会場は去年4級を頂戴した須原スキー場になります。
須原3級スクール前

この日の3級の受検者は、娘の他に青年が一人の計2名。
若い人がスキーしてるのを見ると嬉しくなるのは俺がオヤジだからか?

さて10時頃スタート。
集合場所より上の方にあるロマンスリフトの乗り場までスキーで登っていく。
去年はこれに苦労したけど、今年はザッシザッシと軽快に登っていきます。

リフトを降りたところで検定方法の説明を受け、パラレルターンからスタート。
須原3級スタート

講習ではやはり外足荷重に重点を置いてました。

他には内倒しないこと、しっかり伸び上がってからターンすること、
左右均等のターン弧を描くには云々・・・。
専門用語もバシバシ出てくるので、娘が理解不能に陥る場面が多々。
逆に検定員が心配するほどだったですよ。
なのでリフトに乗っている時間に私が翻訳してました(笑)

正直、3級でここまで厳しいというか、細かいとは思ってなかったです。

いずれにしても

外足荷重

これをみっちり練習しておいたのは正解でしたε-(´∀`*)ホッ

一方、シュテムターンはパラレルターンほど時間を掛けず、指摘内容も難しく
はなかったけど、先に教えておいて良かったことは間違い無いです。
須原3級パラレル1

こんな感じで11時半頃に終了。
合格発表は何時だろ? えーっと・・・

午後から検定の1級、2級に合わせて、
3級の合格発表も15時からです(´∀`*)

( ̄▽ ̄;)マジカヨ… ナゲーヨ・・・

しゃあない。お昼を食べて午後も少し滑ることにする。
受かるななあと不安を口にする娘に、ダメだったらまた受ければいいじゃんと、
早くも落ちた時のダメージを減らす作戦に出る(笑)

で、15時少し前にスキー学校の部屋の中へ。

キンチョーの瞬間
結果は・・・・・・・


合格!!! ヽ(*´∀`)ノ


成績表を見ると、パラレルターンが62点、シュテムターンは61点で、
なんと合計3点も加点が!ギリギリセーフかなと思っていたのでビックリだが、

一体ナゼ?

担当した検定員(実は主任検定員だった!)から話を聞くと、

乗る位置

が凄く良いとのこと。
習っているのですか?と逆に聞かれたので、ポールを少しと答えると非常に
納得されたご様子だった。規制されたコースを滑ることで次のターンへの準備
が早く出来るようになり、乗る位置も良くなるって感じだったかな?

少し練習しただけで急斜面でも綺麗にズラせたのも、きちんと板に乗れる
スキルが身についていたからだったんだな~と、今更ガッテン。

アルペンってやっぱ凄いね。
俺もやってみようかな、子供達に混ざって(笑)イヤ冗談抜きに。

ちなみに、もう一人の受検者の青年も無事合格されていました。
おめでとうございます、と声を掛けると、ありがとうございます!
と笑顔で返してくれました。仲間が出来たみたいで、何だかイイね。

こうして無事に3級の合格証とバッジをGET!娘も喜んでました。
須原3級合格証

ようし、来年は2級バッジだ! 

ってオイオイ、この調子じゃ娘に先を越されてしまうぞ(汗)





スキー修行編2015(13日目)

13日目、須原。晴天率0%の記録を更新(笑)

巨大な雪だるまが健在。
巨大雪だるま


滑り方を基本から学ぶべく(特に小回り)、再度スクールの門を叩く。今日は一日コースで申し込む。

前回同様、レベル4に◯をしたら、受付の人に「5で大丈夫ですよ」と言われる。

そうなん?

2級も持ってないような下手っぴーの自分が最上クラスでいいんかね?(級に関係無く上手い人は大勢いると思うが)
疑問と不安を抱えつつ、時間まで足慣らし程度に数本滑って、それから集合場所へ行ってみる。
すると、既に2人の受講者が待機していた。3人のゼッケン番号が連番だったので、同じクラスなのかなと想像する。
お互いに軽く挨拶を交わしてイントラを待つ。他に受講者は見当たらない。今日はこの3名だけのようだ。

数分後、登場したのは女性の先生だった。これまでもレッスンしている様子を何度か見かけたことはある。
お話しするのはこの時が初めてだったが、穏やかで優しそうな印象。(実際にそうだった)

他の2人のレベルは自分よりも間違いなく上。
でも、クラスを別にする程の圧倒的な差は無いのかなという感じ(エラソーにw)。

レッスンの内容についてだが、まず大回り。
これは3人全員が共通して谷回りが無く、急いで板の向きを変えているとの指摘。

アドバイスとしては、谷回り(山回りの後半という表現をしていた)から板を外方向にズラすのだそうだ。
つまり、板の向きをすぐにクルッと変えないで、もっと早い段階からズラし始めるというものだ。
(実際にはもっと詳細に分かりやすく教えてくれました)

その練習をプルークスタンスで行ったのだが、実に数多くのバリエーションがあった。
これらの練習で得た感覚を意識して再び大回りをやってみると、早い段階でのズラしが出来るようになり、
スピードコントロールがしやすくなった、ような気がした。また新しい技を覚えた・・・ような気がした(笑)

次はシュテムターン(検定では2級や3級にある種目)。ちなみに初めて習う。

ここで、外足に乗り込み過ぎだと何度も指摘される。乗り込むのではく荷重する、だそうだ。
もちろん正しい荷重方法も教わるのだが、自己流の外足100%!だった自分にとっては
これが案外難しい。体の位置を気にすると目線が下がってしまい、それはそれで指摘を受ける。
何度もやってギリギリOKをもらったが、もう少し完成度を上げないと。。。

シュテムターン?んなもん楽勝!とナメてかかっていると、私のような自己流スキーヤーは後で泣きを見る。
ロクに教わってもいないのに「出来るだろう」と勘違いしているのは私だけではないと思う(いやオレだけ?)。

午後は小回りのレッスンに終始。
横滑りや上体を谷へ向ける基礎練習を行った後で、

・ズラして斜めに着地する(足場を作る?)小回り
・体を先行させて板が後で着いて来るような深回りの小回り

の2種類を習った。

後者の深回りはターン後半で板がギュワ~ンと回ってくる。後で聞いたがこの滑りは1級レベルなのだそうだ。
2級では前者のようなズラしの滑りでOKみたい。足場をしっかり作るのがポイントか。


最後に、質問があったら何でもどうぞと振ってくれたので、2級受検に向けての課題を訪ねてみると、
「大回りは全く問題無し。小回りも大丈夫。課題があるとすればシュテムですね。」とのこと。

大回りに太鼓判をいただけたことは喜ばしいが、小回りに関してはレッスン中に何とか滑れた程度だ。
その滑りが出来れば大丈夫という意味だろう。いつでも滑れるように練習しないとイカン。
シュテムは言うに及ばず。これから修行である。

そして最後に先生からこんなアドバイスを頂戴した。

「1級を目指して、その結果2級のレベルを超えるというのが良いですね」

これは心に響いた。
確かにレッスン内容を振り返ってみると、2級レベルではない(と思う)滑りが随所にあった。

一級という、本来ならば霞んで見えないような所を目標にしてしまえば、逆に目の前のハードルなんて
単なる通過点に過ぎないのだから、その程度のことだと割り切れて余裕も少し出てくるかもしれない。
その結果、通過点を超えることが出来たなら、その後のことはそんとき考えりゃイイ。

こうして一日レッスンを終えたわけだが、午後のレッスンは時間をオーバーしていた。
それだけ丁寧に、そして熱心に指導していただけたということだ。誠に収穫の多かった一日だった。

よし、もっと上を目指そう。そのためにはもっとスクールで学ぼう。
こうなると、来年度予算は大幅に増額しないといけないぞ。

・・・って、まんまと術中にハマってないか?(汗)




スキー修行編2015(12日目)

12日目は古志高原でのナイター。

12日目古志


正直、苦手なスキー場。

苦手と言うか、要は足りないモノを容赦なく突きつけられて凹むというだけのことである。
その弱点を克服するためには練習あるのみだが、栃尾ではコース長が短すぎるし他のスキー場は遠いしで、
結局ここに来てしまうのであった。

この日の課題は前回須原でサボった小回り。

対策としては、やはりスクールで教わったようにゆっくり回す意識を持つこと。
考えた具体的な練習方法は、一旦フラットを作って自然に板が回るのをキッカケに次のターンへ移行するというもの。

だが実際やってみると難しい。迂回コースの幅が狭くてすぐに端っこに来てしまう。
かと言って急いでフラットを作ろうとすると、今度は体が着いて来ず後傾になる。

また、温かい日中に出来た柔らかい凸凹の雪が、夜になるとそのまま固まってしまう。
急斜面ではその凸凹に足を取られないようにバランスを保つのにやっとだった。

週末のせいかスキーヤーも大勢いるのだが、周りは自分よりはるかに上手い人ばかりで、その全員が高速も低速も使い分けて
自由自在に安定したターンをしているように見える。荷重方法やポジションに原因があるのだろうけど、あんなに違うなんて。

リフトに乗っている間に色々と考えながら滑ってるものの、何を何度試しても上手くいかず、
終いには前回同様に戦意喪失してしまい、結局2時間足らずで止めました。

というわけで、この日も散々な結果に。

このスキー場だけは何故か思うように滑れない。自分にとって丁度良い、心地良いコースというのがない。
言い換えれば、限定された斜面でしか滑れないということでしょう。誤魔化して滑ることすら出来ないのですから。

そんなわけで、悶々とした気分で帰途に着いたのでした。

今はまだ、また来たいという気持ちにはなれないけど、いつか思うがままに滑ってやる。
今に見ていろよ!(誰が見てんの?w)




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