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今シーズン最後(たぶん)のスキー場

今シーズンのスキーは終了したかと思いきや、
ゴールデンウィークに娘と一緒に魚沼市にある「大原スキー場」に行ってきました。
このスキー場も初めて。
今シーズン最後(たぶん)のスキー場1

これで今シーズンは、修行と合わせても7日目。娘は3日目。
3月に行ったのが最後だったから、実に一ヶ月半ぶり。
これじゃあ上手くなるハズもない。

それでも今日は親子共々初めての春スキー。

この大原スキー場は、GW中の営業時間は朝7時半~午後2時半とのことで早めに家を出発したかったのだが、
持っていく物やらスキー場までのルートやら、何かとバタバタして結局着いたのは10時過ぎ。

到着した時には、なんと既に駐車場はほぼ満車orz

地元のお客さん中心かと思ったら、大宮・練馬・品川といった関東勢が結構多い。
で、当然というか何というか、ミニバンとかデカイ車で来ている人が殆どなわけだけど、
我が愛車は地元臭プンプンの軽! ある意味目立つw 小さいので駐車スペースには困らず、
大きい車と車のちょっとした隙間(分かります?)にスイ~っと駐車。

小さいと、こんな所でメリットがあるもんですね。

ちなみに我が愛車の収納スペースというと、スキー板が130cmなので、
後部座席をフラットにすれば普通に置けます。
もちろん、娘の分のスキー道具やその他の荷物なども余裕で入ります。
但し、定員2名が必須条件ですw
3名だと相当カツカツだし、4名だといくら短いスキーでも収納できずアウト。
って言うか、普通の長さのスキー板だったら、どっちみち積めないorz

他の軽乗りのスキーヤーの皆さんはどうしてるんだろう・・・
来シーズンは普通の板を買おうと思っているので、悩んでいることろであります。

話を戻して、
準備が出来たのでゲレンデへGO!
今シーズン最後(たぶん)のスキー場2

今日もいい天気。

この期間はリフト券が14時半までの1種類しかないのでそれを買う。
大人2500円、子供2000円。

リフトに乗り込み、定番となった(?)上からの撮影。
今シーズン最後(たぶん)のスキー場3

結構雪が溶けてる。
今シーズン最後(たぶん)のスキー場4


最初のリフトを降りた所から少し下ると、更に上へ行くリフトがあるが、
上の方は明らかに上級者コースっぽかったので、パスして早速滑ることに。

しかし、途中までは良かったものの、最後の斜面は結構な急斜面(自分たちにとっては)で、
脚力の無い娘にはスピードを押さえることがとても難しいようで、何度も転んでしまいました。

迂回コースを通らなかったことを後悔しながらやっとの思いで下まで着いて、
とりあえずもう一回リフトに乗ったものの、スキー場に来ていきなりの試練に相当落ち込んだらしく、
娘の表情は暗く険しいものになっていました。

このままではイカンと感じた私は、
もう帰るか?と、いきなり最終手段に打って出る!

すると・・・無言で首を横に振りました。
娘は負けず嫌いでガマン強い性格なのでありまして、
下手に励ますよりも、「じゃあ、どうする?」と問いかけたほうが吉と出る場合もあるのです。
あくまでケース・バイ・ケースですが。

でも内心、(おいおい、なんてことを言うんだ俺は)とちっちゃい自分がいたりしてw

しかし、いくら娘がやる気を取り戻しても、スキーの下手っぴ~な私にはこれ以上上手く教えることが出来ない。
それがとても悔しい。

まあ、それはともかく、次は迂回コースで降りることに。
始めからそうすれば良かったのだが、まさかあんなに急だとは思わなかったもので{/namida/}
パッと見てそれが分からず、子供も危険に晒しているようでは、スキーヤーとしては勿論、父としても危機管理能力(?)が足りん。
こんなことではイカンと反省した。

さて、迂回コース。

先ほどとは打って変わって、のんびり平和な雰囲気で順調に滑って行くと、
何やら旗付きの棒が3つ刺さっていて、この先は危険的な雰囲気が。
しかし滑走禁止とはなってないようだし、滑った跡もいっぱいある。

何事かと思い、この迂回コースとクロスする斜面を上から滑り降りできたボーダーのお兄さんに聞いてみると、
この先は雪が溶けていて道路が出ちゃってるらしいとのこと。
お兄さんも今日初めて来たらしく、詳しくは分からないとのこと。(お兄さんありがとう)

しかし、この地点から戻るのは逆に登りになるから疲れそうだし・・・
だからといってこのまま行って行き止まりだったら尚更大変になるし・・・
でも一応コースなわけだから、行き止まりってのは物理的にあり得ないし。

まてよ?
お兄さん、道路って言ってたよな?

そもそも迂回コースって地形的に見て、元々は道の可能性が高いよな?
しかも道路ってのは一般的には舗装された道だわな?
ってことは、歩いて降りられるんじゃね?

うっしゃ!行っちまえ!
と、学習能力の無いパパは、娘にあっさりGOサインを出してしまう。
 って、さっき反省したばかりだろうが。
今シーズン最後(たぶん)のスキー場5


最初の第一コーナーを右折した後、次に見える左ヘアピンの先は、やはり雪が溶けてコースが途切れていた!
途中で引き返したような登りのスケーティングの跡も増えてくる。
ここまで来て諦める人が多いらしい。

しかし、そこは危機管理能力ゼロ人間w
自分の予想を疑うこともなく、ヘアピンをドリフトで流す。(スキーでは”ズラす”と言うらしいw)
今シーズン最後(たぶん)のスキー場6


すると、希望的予測通り、舗装された道路が出現した!
さて、あとは板を外して・・・
今シーズン最後(たぶん)のスキー場7


トコトコと歩くこと60~70mくらいか?
今シーズン最後(たぶん)のスキー場8


第三コーナーを曲がったトコでなんか見えてきたぞ?道路は右のヘアピンへと続くが、コースは真っ直ぐ先のようだ。
ここから再びスキーを履いて滑り降りることができた。
今シーズン最後(たぶん)のスキー場9


結局この日、迂回コースで”歩く”こと3回、迂回せずに急斜面から降りること3回。

歩いたり、慣れない急斜面を滑ったりで、娘も疲れたみたいだったし、
自分も若いころ痛めた左膝の痛みが限界に近かったから、計6本しか滑りませんでした。

天気が良くて汗もかいたし、ちょうどお昼だし、まっいいかw

汗拭いて着替えて、スキー用具も車に積み込んで、やっと落ち着いたトコで昼食タイム。
今日のメニューは、ここに来る前に地元の某大手量販店で買っておいた人気商品のおにぎり(68円!)やパン。
飲み物はスポーツドリンクとジュース。

メニューは何とも質素ですが、駐車場が川に面しており、
晴天の下、心地良い風と川のせせらぎを聞きながらの車中での食事は格別であります。

さて、帰りにスキー場の周りにいっぱいあるであろう温泉に行こうと思うのだが、
この辺りには滅多に来ることがないのでどこにあるか分からない。

家を出る時に地図を見たが、何か遠回りしそうで面倒くさい。基本、方向オンチだしw

なので結局、定番の「おいらこの湯」に寄ることに。
今シーズン最後(たぶん)のスキー場10

また来てしまった(汗)

で、汗と日焼け止めクリームを流し(なかなか落ちないが)、栃尾の道の駅(結構大きい)に寄って遊んだり、
コンビニで買ったアイスクリームを食べたりして帰途につきました。

帰りの車中、娘も疲れたらしく隣でスヤスヤ。。。

その寝顔を見ていると、今日は思うように滑れなくてつまんなかったかな、
やっぱりちゃんと学ばせてあげたいな、と強く感じる今日此の頃なのであります。



今シーズンのスキー修行は終了致しました

長~い冬が終わり、待ちに待った春がやってきた。

・・・やってきたのだが、今年の場合は少しさみしい気持ち。
ちょいちょいとスキーに行けなくなるからだ。

ここは雪国。スキー場はとても身近な存在で、周囲にたくさんある。
朝起きて仲間に電話して「今日暇だからこれから滑り行かねぇ?」とか、
家族で朝食中に「今日は子供達をソリに連れてってやるか?」
なんて会話が成立する。

そう、街へブラっとお出かけの気分で、あるいは近所のスーパーに買い物に行くような感覚で、
いつでも好きな時に行けるのだ!(ちょっと違うかw)

その点だけで言えば、雪の無い所に住んでおられるスキー大好き人間の方々から見れば、非常に恵まれた環境ではある。

しかし流石にこの時期になると近所のスキー場は続々とクローズしてしまい、
営業しているのは県内では魚沼方面の一部だけになってしまった。

とは言え、そこは県内。
下道でも車で片道2時間で行ける距離。

・・・でも、片道2時間って近いのか? 
高速使う距離か?
どうなんだろう・・・微妙。

まっ、多分行かないだろうな。

自分にとってちょいちょいとは車で片道1時間位のトコだし、
それ以上だとちょっと腰が重いんだよね・・・


つまり出不精なんだね。


あんだけ夢中になったスキーをやりたい気持ちより、出掛けるのが面倒くさい方が勝つ俺って・・・


でも、年齢を重ねるにつれ、冬の寒さや雪害に悩み苦しみ、
ま~だ降らんかい・・・もう勘弁してくんねろっか・・・
と、屋根の雪下ろしや車庫の前の雪かきをしながら天を仰いて嘆き、
ほんの最近まで春はまだか、春はまだかと雪解けを待ち遠しくしていた今までの自分から一転、

あ~早く雪降らないかな~


・・・だったら湯沢くらい行けw

娘のゲレンデデビュー

実は、自分のスキー修行と平行して小学校2年生の娘にスキーを教えています。
教えるって言うのもおごがましいですが、一応自分の方が滑れるので(今のところ^^;)

学校の授業も2年生から始まったのですが、まだグラントを「歩く」だけみたいでした。
パパとスキー場で練習するのは2月の半ばくらいから。(ちなみに嫁さんはスキー出来ません)

スキー場デビューは長岡市営スキー場。

最初にやったのは、
①平らな場所で片足走行(スキーを履いてない方の足で蹴って、片方のスキーに乗って滑る)
②緩い坂をスキーで歩いて登ってパパと手をつないで、板はパラレル(揃えて)で直滑降
いずれも端っこにある初心者用の練習ゲレンデで。
直滑降は4、5回位で手を繋がなくても滑れるようになりました。ゆる~い斜面ですから(^^;

これだけです。

それからすぐリフトに乗せることにしました。
実はスキー場に行く前から「リフト乗るの?乗るの?」と怖がっていたので、
乗るよ~って伝えるとえ゛ーーーっ!
っと予想通りのリアクションw

大丈夫だよーと声を掛けながら、娘がパパとリフトの係員さんの間に来るように並び、
係員さんに「初めて乗ります」と伝え、パパが脇から抱え、
係員さんがそれを支えてくれるような格好で、何とか無事に乗せました。

乗った直後も怖がっていましたが、しばらく進むと慣れたみたいで笑顔が。

降りる直前にも「初めてでーす!」と大きい声で伝えたら少し速度を遅くしてくれたので、
余裕を持って楽に降りられました。

ちなみに2回目も「慣れてないのでお願いします」と伝えると、快くサポートしてくれます。
スタッフの方、皆さんとても良い人で非常に助かりました。

3回目以降はパパが少し支えるだけで乗り降りできるようになりました。
子供は覚えるのが早いです。

ゲレンデで初めて滑ることについては、不安を少しでも和らげるような作戦を。
日頃、家で一緒にお風呂に入ってる時とかに「超楽しいよ~」とか、「魔法の道具を使うからすぐ滑れるようになるよ~」
とか言って興味を引いておくことを決して怠らず(笑)


さて本番。
リフトを降りて、安全な広い場所まで手を繋いで直滑降で少し移動。

そしてパパのリュックから出てきたモノは・・・
「ボ ー ゲ ン ヘ ル パ ーーー!」
お前はドラえもんかっ!
板の先に装着すると、「足を開く」の動作だけで強制的にプルークスタンスになって、初めての子供でも
スイスイ滑れるというスグレモノ。ネットで仕入れました。確か二千円位だったか。
有名な青いヤツ(グフではない)ではなく、ウチのは黄色

形状からして想像に易いでしょうが、スキーの先端に取り付けると足を開くだけでプルーク(ハの字)スタンスに。
娘のゲレンデデビュー1

早速セットし、いざGO!
私がバックボーゲンで前走しながら、ちょっとスピードが早いかなと思ったら
「ハイ、足開いてみ~」と合図するとスピードが緩み、「もっと開いて踏ん張ってみ~」と言うと
ザザザッ!と止まる。スゴイスゴイ!と大拍手で褒めてあげると本人も嬉しくて仕方がない。

ちなみに私が終始心がけたのは、落ち着いてゆっくりと、慌てず騒がず、怒るなんてもってのほか。
できたら褒める。できなくても褒める。パターンを変えて褒めまくるw
あっ!と思う場面でもあっ!とは言わず、冷静にサポートする。
とにかく「パパがいれば絶対大丈夫」という安心感を与え、信頼関係を築くため。
(出来てるかどうかは娘にしか分からないかw)

この日は5回ほど滑ってやめました。娘はもっとやりたかったみたいですが、回数券が無くなったのだ・・orz

こうして無事にデビューを果たしたのでありました。

ボーゲンヘルパーの「魔法の道具」という響きに効果があったのかどうかは不明ですが、
「また来たい!」と言うので、何はともあれ楽しんでくれたようです。
スキーが嫌いにならなくて良かった~。


あれからしばらくして、長岡市営スキー場がクローズしてしまったので、
デビュー2回戦は「とちおファミリースキー場」にて。ここも今日(3/17)が最終日でした。
娘のゲレンデデビュー2

朝9時半ころ到着し半日券を買い、1回だけボーゲンヘルパーを装着してあげて、2回目から外しました。
外した1回目では上手く「ハの字」にできず転んでしまったりして泣きそうになってましたが、
下まで降りてくる時にはもうコツを掴んだようだったので、2回目から敢えて少し急斜面で滑らせ、
エッジの効かせ方を理屈抜きで体で覚えさせることに成功。


余裕のピース。
娘のゲレンデデビュー3

両方のエッジの使い方が分かったみたいなので、今度は片方のエッジを使って曲がるプルークボーゲン(ズルズルターン?)を教えました。
私自身が基本が出来ていないので教え方に問題があるのか、最初は中々上手くいきませんが、
何回もやってるウチに自分の意思で上手に曲がれるようになりました。
遂にはパパによる前走が不要になって、自分で前を見て一生懸命滑ってます。

そんな娘の後ろ姿を見守っていると何だか込み上げて来ます。
パパが教えてあげられる「技術的な部分」はこのへんが限界だろうと思うと・・・

しかし、たったの2回でここまで滑れるようになったのは嬉しい誤算でした。

この日は誠に天気がよく、まさに雲ひとつ無い快晴。
娘のゲレンデデビュー4

気温もかなり高く、こまめに水分補給をしながら13時半まできっちり滑りきってパパはもうヘトヘト。
まだ滑りたいと言う娘を説得して、定番(?)になった日帰り温泉「おいらこの湯」へGO!
子供は200円。 安くて助かる。

帰りにコンビニ寄ってお菓子やアイスクリームを買って、車で一休みしたあと帰途に着きました。

気分も落ち着いて流石に疲れが出たのか、隣でスヤスヤ眠ってました。。。


これまで、大好きなピアノや太鼓でさえ「習う」ことには全く関心を示さなかった娘が、
スキーは喜んでパパから学んで(?)いました。

子供にとってはソリやかまくらといった”雪遊び”は大好きでしょうから、スキーもその延長線上にあったに過ぎず、
やってみたら楽しかったのでしょう。

それと、親と一緒ということで「習い事」とは全く違う感覚なのでしょう。

しかしながら、スキーは年齢問わず楽しめるだけでなく立派にスポーツとして成立しているので、
来シーズンからはちゃんとスクールで習わせてあげたい、もっと上手にしてあげたいと思うのは親のエゴでしょうか・・・

まっ、本人が決めることですけど


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