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バッジテスト2級に挑戦

2月のある日曜日。

ついにバッジテスト2級に挑む日がやってきました。

やってきましたが、あまり嬉しくないというか、実感が沸いてきません。

その理由は自覚していました。

先日のショックをまだ引きずっていて、もし検定に不合格ならスキーをやめてもいいと思ってました。
若い頃は向こう見ずなところも多々ありましたが、最近はどちらかと言うと石橋を叩いて渡るほうが多く、今回受検を決めたのも合格の見込みがあったからで、これで落ちたらダブルショックで二度と立ち直れないと容易に想像できたからです。
もし合格できても、その後のことは考えられませんでした。

何ともネガティブですが、この時は本当に凹んでたので・・・。


須原スキー場に向かっています。天気はあいにくの雨でした。
20160221_雨

運転中は普段スキー場に行くのと変わらない気分でした。


しかし!

スキー学校の前まで来て検定を申し込むと同時にだんだんと緊張。

申込用紙に名前とか書いて料金を払って、

検定16

と書かれたビブスを受け取るともう心臓はバクバク!

めっちゃ緊張している僕を見かねて、受付の人から「今から緊張してはダメだよ~ん」と言われました(笑)
(受付係やってた方は、昨シーズンまでのスキー学校の校長だったかもしれない)

雨は止んで曇空になっていました。

検定は午後からです。
午前はバッジテスト受検者を対象にした事前講習会があり、任意で受講できます。
1級受検者は必須とのことですが、一度受ければそのシーズン中は有効だそうです。

僕は初めての受検ですので、しっかり受けておこうと思います。

講習では検定種目の滑り方のポイントを教わりました。
2級には2級なりの滑り方があり、そこがキッチリ出来ていればOKということです。

具体的には、

1・暴走せずスピードコントロールをしっかり行うこと。
2・スピードを出せとは言わないが、ゆっくり過ぎるのはNG。
3・なるべく同じリズムで滑りましょう。
4・ターン弧は左右均等になるのが望ましい。

基本的にはこんな感じでした。
極端な後傾や内倒が見られると、多分ですが2級は厳しいかもしれません(エラソーにw)

シュテムターンで1つだけ指摘を受けました。
開き出した足(この時点では山足)に乗り込む意識が強いと。
これは昨シーズン、スクールでも指摘されたことでした。クセって中々治らないもんですねぇ。
何本か滑り、最終的にはOKを貰いました。

そう言えば先日の自撮りで内倒グセを発見したけど、それについては何も言われませんでした。
その他も「いいですよ」と言われるだけで何も指摘を受けませんでした。

最初は、そんなもんなのかなあと素直に受け取っていましたが、あまりに何も言われないため
逆に不安になり、本当に大丈夫なんですか???と聞き直しましたが、それでも、本当に大丈夫
ですよと言われるんですけれども。。。ホンマかいな。


そんな感じで事前講習会も無事(?)に終わり、我が愛車の中で昼食を済ませ、午後は本番です。

2級受検者は6名。

検定は、各種目毎に前走による模範滑走があり、その後に受検者が一人づつ滑り、コース下の3人の
検定員が採点するという流れで進みます。採点をその場で見ることは出来ません(須原の場合)。

種目の順番は、シュテムターン → 基礎パラ小回り → 基礎パラ大回りの順だったような。

受検者の滑走順は、最初のシュテムターンは検定受付順。ちなみに僕は一番最後でした。
次の種目からはローテーションしました。

全員で試験コースのスタートラインまで移動している間は無の境地だったのに、
いよいよ開始となると思考停止に陥りそうでした(どっちもどっち)

前走による模範滑走も終わり受検者が次々に滑り降りていきますが、待っている間じっとしていると体も
硬直するので、その場で軽くジャンプしながら最後尾で順番を待ちました。

その間はアレコレ考えても仕方が無いので、講習で指摘されたところだけ頭に入れるようにしました。
っていうか、実際はそれ以上考える余裕が無かったですが(´∀`*;)ゞ


いよいよ僕の番がやってきました。一本目のシュテムターン。

さて、悔いの無いよう滑ろうかの。

ハイ山足は置きにいくだけ~
重心は真ん中に~
そのまま自然にシューーーっと・・・


感覚的には3~4回のターンだったでしょうか。あっという間に滑り終えました。

シュテムは教わった通りちゃんと出来たような気がします。可もなく不可もなく。

自己採点65点。(・Д・)


みんなで一度下まで降り、再度検定コースへ。

失敗したのは次のパラレル小回り。大きく左にコースアウトしてしまいました(゚д゚)
慌てずに流れの中で修正できたのですが、元々苦手な小回り。今日もイマイチでしたorz

僕の小回りは、自分なりに上手くに滑れたとしてもギリギリの65点レベルだと思っていますが、
この日はたとえコースアウトしていなくても65点は無いですね。

というわけで、自己採点63~64点。早くも黄色信号。ピンチです。


まあ、練習で出来ないことは本番でも出来ないことくらい分かっていますよ(゚∀゚)

だから今日は大回りで加点を狙う作戦だし!

小回りなんざ最初から捨ててたし。(゚д゚)、ペッ
最後の打席で一発、逆転サヨナラ打てばいいし。

・・・と負け惜しみが言えるほどの元気があればいいのですが、無理でした。
リフトに乗ってる間も不安だらけなのでした(笑)

まあでもここまで来たら中途半端にまとめず、思い切っていくしかありません。

と、背水の陣で臨んだ最後の大回りでしたが、変に力んでしまってぎこちない滑りに・・・orz

自己採点64点。 3種目合計192~193点。 

以上終了・・・チーン(´・ω・)オワタ

それから合格発表の時間まで何を思って何をしてたか覚えていません。
ガックシ肩を落としていたのは言うまでもありません。

そして14時30分にスキー学校の部屋の中にて合格発表。
普段は15時頃らしいのですが、今回は1級受検者がいなかったので早めに集計出来たようです。

結果は分かっているんだ。どうせなら早くとどめを刺してくれ。
それでも緊張するのは、もしかしたらと期待も残っているからか。

主任検定員様の長~い有り難~い講評(全く覚えてない(笑))を拝聴し、いよいよ発表。

〇〇番 〇〇さん、
〇〇番 〇〇さん、
  ・
  ・ 
  ・

16番 のびすけさん。

・・・え?((;゚Д゚))))

は、はいっ!

うっしゃあ!受かったーーー

渡された採点表を見てみると、目を疑うような結果がそこにあった。

パラレルターン大回り 66点
パラレルターン小回り 65点
シュテムターン     66点

合計 197点

まさかの加点付きで、しかも失敗した小回りも合格ラインでした。
シュテム以外は全く自信が無かったんですが。
雑念を捨てて無心(というか思考停止)で滑ったのが功を奏したんですかね。

いずれにせよ、この一瞬はたまらなく嬉しかったです。

合格発表が終わった後もフリーで滑りました。天気もすっかり晴れていました。
20160221_検定後須原



帰りに「ビール」を買って一人で祝いました(笑)
20160221_2級合格証

やっぱ「ホンモノ」は濃くてうめー(笑)


娘が帰ってきたので2級に合格したと言ってバッジを見せたら、めっちゃ驚いて祝福してくれました。

ちょっと複雑な気分でしたが、いつかまた娘とスキーができる日が来るといいな。。。



スキーバッジテスト2級受検・・・を決意!

スキーを再開して4年目。

未だショックを引きずり失意の中にある今日此の頃(笑)ですが、一歩でも前進すべく
かねてよりの目標であったスキーのバッジテストを受けてみようと決意したのでした。

はて、バッジテストとは何ぞや?という方へ。

バッジテスト(Badge Test)とは全日本スキー連盟(SAJ)によるスキーの技能検定の通称です。
種目は級別に設定されており、検定員による採点形式で合否を決めるものです。
5級から1級まであり、3級までは講習内検定ですが、2級以上は各種目を一回づつ滑り、
その滑りを採点される形式で、言わば一発勝負×種目数となります。

2級の種目は、
・パラレルターン大回り
・パラレルターン小回り
・シュテムターン

の3種目です。
採点は種目あたり100点満点、計300点満点となります。
合格ラインは195点ですが、実際には各種目65点を基準にして判定されると思います。
各種目が基準に達しているか否か、つまり、65点か否か。加点や減点は程度の問題です。
例えば、パラ大64点、パラ小64点、シュテム67点の場合、パラ2種目で減点されているけど
シュテムでは加点が出ており合計195点で合格、という感じです。
2級レベルを遥かに越えていれば68点以上、逆に及ばない場合は64点未満もあり得ると思います。

と、長々と書いてしまいました。
いつもはググッてみてね(^-^)/と丸投げするクセに(笑)

ハア。2級を受けるのに丸3年かけたことになるわけだ。長かったなぁ(遠い目)・・・。


長岡市営スキー場 ヒトリスト

すっかり春ですね~。花粉症の人は辛そうですね~。
自分は花粉症じゃないんですが、外へ出ると目がショボショボ、鼻はムズムズします(>_<)

・・・それ、花粉症じゃね?


さて、話はだいぶ遡ること2月7日(笑)

自撮りしようと思い、ビデオカメラと三脚を持って長岡市営スキー場に行きました。


朝9時のオープン直後はまだ空いてましたね。
20160207_市営到着


客層はファミリーが圧倒的に多く、その殆どがスキーヤーです。
今日は「スキー子供の日」じゃないので、そんなに混まないと思います。
子供の日の混雑ぶりはまさにバブリーです(笑)
20160207_市営第二1


暑くもなく寒くもなく、雪質も良くて最高のスキー日和です。
20160207_市営第二2


第二ゲレンデ(下部の緩斜面)を見下ろしています。
20160207_市営第二上部

このゲレンデは、長岡市周辺はもちろん、湯沢方面のスキー場を含めても屈指の

初心者天国! だと思いますよ。

まあ、あくまで僕の主観ですが。

例えば岩原スキー場にはもっと広大な緩斜面がありますけど、斜度はこっちのほうが緩くて、
写真のようにコースがほぼ素直な一枚バーンなんですよね。

それに、リフト係員のサポート体制が完璧過ぎるくらい完璧(笑)なので、ここで子供をデビュー
させる親御さんにとっても、初心者本人またはその付き添いの人にとっても大変心強いんです。

ご多分に漏れず、我が子二人もここでデビューしていますし。

第一ゲレンデ(上部の急斜面)はコースは狭めですが、ここも素直なバーンで適度な斜度があり、
中上級者が練習するには良いかもです。

スキーを再開した4年前、一番最初に滑ったコースがここです。その時はマトモに滑れず散々たるものでしたが、
今では比較的好きなコースになっています。

第一ゲレンデを見下ろしています。長岡市街を一望できます。
20160207_市営第一上部

その第一ゲレンデの中間より少し下ったところのコース外の未圧雪部分にビデオカメラをセット。
録画ボタンを押したらすかさず下に降り、またリフトで頂上へ行き、モタモタしないで早めに滑り出す。

で、カメラの前まで滑ったら録画を一旦停止して、まあ見たければその場で見て、
また録画開始し下に降りるを繰り返す。そうすると後で動画を見る時に楽かなと。
(それぞれの動画の最後の部分を見ればいいので)

しっかし、ビデオカメラ自体は軽量化且つメモリは大容量になり進歩しているのに、
自撮りの運用方法が相変わらずアナログっぽいのは何とかならんか(´∀`*;)ゞ

最近じゃ被写体を追いかけてくれる小型のドローンがあるみたいだけど、
仮に買えても一般のスキー場では使用不可だろうなあ。特に長岡市営とかは絶対にダメっぽい。

そう言えば、須原スキー場のHPにドローンで空撮した動画があったような。


さて、最初の1本は気になってその場で見ましたが、

これは本当に俺なのか?

板の上で全然動けてない。板に乗せられてる感じで躍動感が全くない。
あと、ターンでカカシみたいに内倒してた(泣)

その後は意識して大げさに動くようにして滑ってみました。
でも、ゲレンデでいちいち確認するのが面倒くさくなったので、まとめてお昼に車の中で見ましたが、
まあまあ修正は出来ていたものの、やっぱり下手っぴーでしたね。

もうちょっとマシだと思ってたんだけど、想像とかけ離れていて凹みましたわ(。-_-。)







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